「島ネタCHOSA班」2020年12月3日[No.1856]号
もうすぐクリスマスですね。大規模なパーティーは開けないですが、ごく親しい人と短時間・少人数での食事会はせめて開催したいと思っています。クリスマスにもぴったりのフェイスシールドがあると聞いたのですが…?
(那覇市 きよしナイトさん)
顔シールドで楽しく感染予防
いやぁ、今年は本当に大変な一年でしたねぇ…。苦労をねぎらい、励まし合う場として、ごく親しい仲間うちで食事会を開きたいという気持ち、よ〜く分かります。
とはいえ、こんなご時世。短時間、少人数での静かな会食を心がける必要がありますが、そんな中でも楽しいムードを演出したいものです。
柄で楽しさを演出
さて、クリスマスにもぴったりのフェイスシールドとは、どんなものなんでしょう。いまひとつピンとこない調査員でしたが、調査を進めていくと、那覇市松尾の帽子専門店「analogue.(アナログ)」で、パーティーグッズとして使えるフェイスシールドを開発していることが分かりました。
お店を訪れた調査員を出迎えてくれたのは、経営者の比嘉立(たつる)さん・美香さんご夫婦。立さんの人なつっこいフレンドリーな笑顔と軽快なトークに、「この人なら、楽しいアイテムを作りそう!」と期待が高まります。
立さんがカウンターの奥から取り出したのは…。透明なシールド面にユーモラスなプリントを施したフェイスシールドでした!
柄は、ヒゲメガネ&蝶ネクタイ、黒猫、猫、ユニコーンの4種類。これを装着すると、ヒゲメガネをかけた姿や、動物に変身できるというわけです。
調査員も試しに装着。装着に使うのは、ベルトではなく、眼鏡型のフレーム。眼鏡型のフレームを使うことで、顔とシールドの間にスペースができるため、ベルトよりも圧迫感がなく、なかなか快適です。「マスクや眼鏡をしたままでも使えますよ」と立さんは話します。
紅型柄マスクケースも
「こんな時だからこそ、少しでも楽しく感染予防をしてほしい」と口をそろえる比嘉さんご夫妻。今年のハロウィーンの時期に、パーティー向きの柄をプリントしたフェイスシールドをオリジナルで開発し、発売しました。若い人だけでなく、「年配の女性が、久しぶりに会うお友達との会食用に、と買っていかれましたよ」と立さん。
ちなみに、無地のタイプも1個429円で販売しており、仕事時にはこちらが便利そうです。
「それともう一つ、とっておきのアイテムがあるんですよ」。メディアでの紹介はレキオが初というそのアイテムは、携帯用マスクケース! 半透明のポリプロピレンに、県内の紅型作家が手掛けた紅型がプリントされており、ファッションアイテムにもなりうる華やかさです。
「フラップ部分を開いてマスクを置いて使います。両端のボタンを閉じれば、立て掛けておくこともできるので、会食の時などに便利です」。流水や除菌クリーナーで洗浄して、何度も使うことができるのだとか。
フェイスシールドも携帯用マスクケースも、「アナログ」で購入可能です。
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今年はコロナ禍でのクリスマス、そして年末年始となりますが、感染予防に気を付けながら楽しむこともできるんだ、と今回の調査で勇気づけられた調査員でした。ただし、大声ではしゃぐのはコロナ禍が終息するまでおあずけ。もちろん、うがい・手洗いも忘れずに!
帽子専門店「analogue.(アナログ)」
☎️098-943-2160
那覇市松尾1-9-50 ヤマダビル1階