「ぐるぐるグルメ」2013年07月18日[No.1476]号
港町食堂 那覇市港町
(2013年07月18日掲載)
本物の洋食を気軽に
本格的な洋食が手軽に楽しめる食堂として話題になっているのが、那覇市港町の「港町食堂」。オーナーシェフの俣野元彦さんは調理師歴30年以上。都内老舗ホテルから独立し、目白でフレンチレストラン「グラン・ジュベール」を経営していましたが、2年前、安全な食材を確保するために妻の洋子さんと沖縄に移住。多くの人においしい洋食を食べてもらいたいと、今年2月に同食堂をオープンしました。
お勧めは、セロリなど何種類もの野菜でデミグラソースから仕込むビーフシチュー。5時間かけて煮込んだ牛肉が塊でゴロンと入った逸品。まろやかでどこか懐かしさのある味わい。昼過ぎに売り切れてしまうというのにも納得!
特筆すべきは、自家製ベーコン。裏庭の炭焼き小屋で県産の厳選された豚肉を薫製にし、1週間かけて作った絶品。それをぜいたくに使い、卵と生クリーム、牛乳でシンプルに仕上げたのがカルボナーラ。おろしたてパルミジャーノチーズと香り高いソースに、素材のおいしさをすべて絡めました。来月にはワインの多様なサービスも開始。何度でも足を運びたい食堂です。
ビーフシチューセット(手前、850円。サラダ、卵スープ、パン付き)。パスタセット/カルボナーラ(750円、サラダ、スープ、パンorライス付き)。ランチタイムはコーヒー(アイス/ホット)とアイスティーがフリードリンク
大宴会も可能な広々とした店内。座敷もあるので、子連れでも安心です
港町食堂
那覇市港町1−13‐23
【TEL】098(867)4228
【営業時間】
ランチ=11時〜15時(LO=14時30分)
ディナー=18時〜21時30分(LO=21時)
※8月初旬から〜24時に変更(LO=23時)
【定休日】月曜、第3日曜日
【駐車場】20台