「ぐるぐるグルメ」2018年02月01日[No.1710]号
みやび茶屋・仲元 沖縄市諸見里
(2018年02月01日掲載)
和の甘味や料理でほっこり
沖縄市の国道330号沿いに、沖縄では珍しいおはぎが食べられるお店があるのをご存知ですか?
お店の名前は「みやび茶屋・仲元」。店主のジミーさんと雅美さんの二人が、古民家を利用した一軒家であたたかく迎えてくれます。
名物のおはぎをはじめ、どらやき、しるこなどアズキを使った甘味のほか、ランチメニューですいとん、ひやむぎも提供しており、老若男女、さまざまなお客さんが足を運びます。
神奈川県出身のジミーさんがおはぎを作り始めたきっかけは「おいしいあんこが食べたくなったから」。おばあさまから聞いたレシピで作ったあんこは、どこかほっとする優しい味わいです。素材にもこだわり、北海道十勝産のアズキ、米は新潟県魚沼産のコシヒカリを使用。それを雅美さんが柔らかく握り、ふわっとした軽やかなおはぎが完成します。
「何個でもぺろっと食べられる、とお客さまから言っていただいています」と雅美さん。記者も思わず3個平らげてしまいました。
琉球在来豚アグーが味わえるランチメニュー「すいとん豚のセット」もおすすめ。この日は味噌(みそ)味をいただきましたが、アグーと味噌との相性が抜群です。
ランチメニュー「味噌 すいとん豚(とん)のセット」(1250円)。琉球在来豚アグーを使用したすいとんに、おはぎ1個、飲み物が付いてきます。塩味も選べます
築60年の古民家を利用した店内は、心が安らぐ空間
みやび茶屋・仲元
【住所】沖縄市諸見里3-22-15
【電話】098(932)5747
【営業時間】11時〜18時 ランチタイム 11時〜14時半
【定休日】日曜、月曜、火曜
【駐車場】あり