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[No.1941]

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「ワシントコポスト」2022年07月21日[No.1941]号

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靴は並べない?

 中学生の孫が学校から帰って玄関で靴は脱ぎっぱなし、脱いだ靴を並べないで家の中に。迎えに行った母親の靴も脱ぎっぱなし。よその家に行った時が心配です。

 風呂場のドアの開閉もおかしい。ドアの開け閉めの時に大きな音。ドアを力一杯に開け閉めするが、アルミ製のドアだから音は必要ない。同級生の模合の席で、子や孫が朝から電気、クーラーをつけたままにするのに対し憤慨し、諦めムード。

 家の中に落ちているゴミも拾ってゴミ箱に入れる習慣にしてほしい。物を大切にする小さな心がけを、今一度みんなで考えることが必要です。道端に落ちている使用済みのマスクは、誰が捨てて誰が拾ってゴミ箱に入れるのでしょうか? コロナに笑われていませんか。

(糸満市 アカマター)

(編コメ)だらしない生活習慣へのお叱り、ごもっともです。編者もウチアタイする部分があり恥じ入っています。私たち一人一人が、生活を美しく気持ちのいいものにするために気を付けていかなければいけませんね。

アフターコロナ

 新型コロナウイルスが流行してから、早いものでもう3年がたちました。「アフターコロナ」という言葉が生まれるほど、コロナ前と後とではすっかり日常が変わってしまいました。その中で気付いたことがあります。

 コロナが流行する以前の私は、年に一度はインフルエンザにかかっていたのですが、コロナが流行してからはすっかりかからなくなりました。周囲でもインフルエンザになったという人はいません。要因として考えられるのは、外出時のマスクの着用と手指の細かい消毒。今ではほとんどの方が行っているこの行動も、習慣化していなかったコロナ前では、実行している方は少なかったのではないでしょうか。

(北中城村 マスクママ)

(編コメ)コロナ禍以降、マスク、手指の消毒の習慣が私たちの生活習慣にすっかり根付きましたね。コロナ第7波に入ったとも言われる今、いまいちど感染症対策を徹底したいものです。

カタブイ

 記録的な長い梅雨明け後の猛暑にうんざりしている。七夕の翌朝は久し振りの快晴で「しめた!」と思い、いそいそと布団を干した。ところが、孫を学校へ送る途中に雨が降り出した。雨足は強くなって行くばかりで、干してきた布団のことでパニック状態に…

 急いで帰宅し濡れた布団を取り入れたが、時すでに遅し。小4の孫が最近使い始めたフレーズがむなしく響いた。

 「Oh my God !」

 皆さん、カタブイには気を付けましょう。

(宜野湾市 たかし)

(編コメ)大丈夫と思った時に限って、カタブイ…。県民あるあるですね。最近は、スマホで雨雲の動きもチェックできますが、それでもカタブイは手強いものです。

「一くくり」反省

 ほぼ毎年、5月に嘉手納基地包囲行動が行われ、その行進には他県から多くの参加があります。私はそれを知っているにも関わらず、慰霊の日には「本土の人は、政治家は、沖縄の大変さを全然わからない」と一くくりで話していました。

 「本土のある割合の人は沖縄の苦しみを知らない」が本来のありようであり、沖縄のために尽力している人もいるのにです。

 「ウクライナの悲劇は全てのロシア人が起こしているのではなく、ロシアのある割合の人が起こしている」と表現することは、不本意にも紛争に関わらずを得なかったウクライナやロシアのそれぞれの立場の人々に寄りそうことができ、本来あるべき方向へつながる小さな行動なのではと思うのです。

(ワンね~甘党)

(編コメ)ともすれば、一くくりにして「本土の人は…」とか「◯◯国の人は…」と言ってしまいがちですが、実際にはその中にも多様な立場の人たちがいるのですよね。編者も気を付けたいと思いました。気づきをありがとうございます。

赤ちゃん返り

 「かのんにも、やさしくして~!!」

 去年12月に姪が次女を出産した。その何カ月か前から長女かのん(4歳)が赤ちゃん返り。私にだっこを要求する頻度も高くなった。

 でもある時は「もうお姉ちゃんだから大きいほうきも持てる!」といい、玄関の掃除を頑張っていた。そうは言ってもまだ小さいかのん、今まで大丈夫だったのに、トイレの換気扇の音を怖がったりしていたそうだ。

 そして無事次女が生まれ半年が過ぎ、かのんも落ち着いたかな~と思っていたら、突然泣きべそをかきながら「かのんにもやさしくして~!!」と言ったのだ。

 周囲が赤ちゃんの方に目を向けている事への抗議(笑)だったのでしょう。まだまだ気を付けて見てあげなくてはいけないなぁ~と思ったおばちゃんでした。

(南城市 きなこ)

(編コメ)妹の誕生は、お姉ちゃんとしては複雑な気持ちもあるのでしょう。しっかりした面のあるお子さんなので大丈夫だとは思いますが、子どもの心は繊細ですからケアは心がけたいですね。

Tさんへのお礼

 ぜひ元気なうちにお礼が言いたくて…。

 私の勤務するグループホームから、96歳の明るく優しいTさんが特養へと移られました。さみしくなります。Tさんと過ごした8年近くの日々は、まるで家族のように思うこともありました。とてもおしゃれで、ステキなTさんはエプロンのひもを結んでくれたり、ポロシャツの襟を直してくれたり、いつも職員を気遣いお風呂場でもトイレの中でも私たちが何かお手伝いをさせていただくたび優しい笑顔で温かい声で「ありがとう」の言葉をいっぱいかけてくれました。

 Tさんの「ありがとう」に励まされ、私もいっぱい成長させてもらいました。介護の仕事が楽しく続けてこられたのもTさんのおかげです。Tさん、移られた施設でも笑顔で楽しい毎日を過ごしてくださいね。

(那覇市 アラ還介護士)

(編コメ)優しいTさんとの8年間の思い出、アラ還介護士さんの思いが伝わってきて、編者もじーんとなりました。Tさんのご健勝をお祈り申し上げます。

ハート型の葉っぱ

 お庭をお掃除していたら、ハート型のかわいい葉っぱを見かけました、どんなお花が咲くんだろうと、今から楽しみです。

わしんとこポスト

(那覇市 ゆーこママ)

(編コメ)植物に詳しい者に聞いてみると、これはヒルガオ科のノアサガオではないかとのことでした。紫色の朝顔のような花が咲けば間違いありません。ただ繁殖力がとても強い植物なので、伸びすぎには要注意だそうです。

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