「ワシントコポスト」2023年09月14日[No.2001]号
生きがい
近所にある、長年営まれている洋菓子店が半年の休業を経て復活を遂げた。店主が83歳にもなり、以前も長らくの間休業したことがあったので、店主が無理をしないよう閉店した方がいいのではないかと思ったが、再開するという貼り紙を見てからは応援する気持ちが日に日に増した。
店主にとって、洋菓子店を営むことは生きがいであるに違いない。またその生きがいが、このごろ接客を担っている娘さんにも引き継がれようとしている。これからも、店主の作る長年味が変わらないおいしいお菓子を食べることで店主を応援していきたい。
(那覇市 がちまやぁ)
(編コメ)生きがいがあるからこそ、生活に張り合いが出てくるということはありますよね。がちまやぁさんをはじめ、地域の方々の応援は、何よりの励みになるのでは…と思います。
不思議な体験
仕事や地域の活動で、思うような評価が得られず、劣等感を持ちつつ、その気持ちをごまかしながら日々を過ごしていたある日、「カタッ」と、何かが床に落ちる音がしました。一人暮らしには響く音です。
音のした方へ行くと、今は離れて暮らす息子の部屋から、一冊の本が床の上に落ちていました。拾い上げ、何気なくページをめくってみると、そこには、今の私を勇気付ける言葉がつづられていました。
「そうだよね、自分の立ち位置で、責任を持って頑張っているのだから、足りない分は笑ってしまえ!」と前向きにしてくれました。
でも、どうしてこの一冊だけ床に落ちたのでしょうか? 不思議です。いったい、私を導いてくれたのは誰?
(大宜味村 ランタナ)
(編コメ)まさに不思議な体験です。読者の皆さんは、同じような体験はありませんか?