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[No.2064]

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「表紙」2024年11月28日[No.2064]号

20周年迎え、世界中のファンに感謝
seven oops(セブンウップス)

放課後活動みたいな楽しい感覚

 沖縄出身・在住で、国内外で活躍する3 ピースバンド「seven oops」のKEITA(ケイタ)さん、MAIKO(マイコ)さん、NANAE(ナナエ)さん。20 年前に出会った3 人は、曲を作ってライブを開催。ラジオやイベントに出演し、YouTube配信を行ってファンとコミュニケーションを取るなどさまざまな活動を続けている。出会いから展望まで語ってもらった。

 「20年も一緒に音楽活動を続けているのは奇跡!」と声をそろえるケイタさん・マイコさん・ナナエさん。バンド結成のきっかけは、子どものころから歌うことが大好きだったナナエさんの「高校生になったらバンドを組みたい」という思いから。

 「高2の時に友達に相談しました。その友達は別の高校に通っていて『私の学校にベースが弾ける男子がいる』とケイタを紹介してくれ、彼の幼なじみでギターを弾くミチルにも出会いました。バンドになるためにドラムも必要。学校の文化祭でドラムをたたくマイコを見て、教室を訪ねたんです」

 バンドメンバーに誘われ、即OKしたマイコさんだが「高校時代の思い出作りだと思い、軽い気持ちで引き受けました」と笑顔で語る。

 4人は運命に導かれて出会ったのだろう。ライブで歌うオリジナル曲は好評で、高3の時に県内オーディションで優勝してインディーズデビューを果たす。「高校卒業後はプロのミュージシャンになる」と宣言したケイタさんに3人がついて行く形でバンド活動を継続し、東京の事務所に所属して2011年にメジャーデビュー。『NARUTO- ナルト-』や『四月は君の嘘』ほかアニメや映画の人気作品のテーマ曲を担当し、国内はもちろん海外でも知られるバンドとして快進撃を続けた。

プライベートの大ニュースも

 2017年には30歳を機にミチルさんが脱退、21年には事務所から独立した他「この20年間いろいろありました」と話す3人。印象深かったのは「海外ライブ。インドネシア、アメリ カ、ベトナムに行きましたが観客の大合唱に感動でした」とケイタさん。

 ナナエさんが「3人になった初めてのツアーで体調を崩して声が出なくなり、2人に任せた日がありました。ライブを成功させてすごい、私のことを責めたりしないなど、いろんな思 いを感じたツアーでした」と話すと、「私も同じ」とマイコさん。「私が歌いましたが半分以上のお客さまがチケットを払い戻さずに来てくれて、うれしかったです。お互い助け合いですからね」と続け、ケイタさんが「何とか乗り越えてきました」とほほ笑んだ。

 また今年は3月にケイタさんとナナエさんがそれぞれの人生のパートナーと結婚を発表し、8月にはマイコさんが短期語学留学のために台湾に滞在。3人ともにプライベートで大きな出来事を経験した。

人生への喝采が20周年ソング

 最後に目標を聞いた。

 「国内外いろいろな場所でライブしたいです。海外の方たちと交流できるよう、語学を勉強します」(ケイタさん)

 「個人的なことですが出産して母になったので、音楽面にも変化があるはずです。パワーアップできるように頑張ります」(ナナエさん)

 「子どもと音楽を楽しんだり中国楽器の二胡とコラボしたり、いろんなライブを企画したいです」(マイコさん)

 

 12月15日に配信リリースする新曲「喝采」は、「全ての人生に喝采を」とメッセージを込めて作った20周年のテーマソングとのこと。個性を生かし、3人のペースで活動を続けるセブン ウップス。今後も多くの人を楽しませてくれるだろう。

(饒波 貴子)





seven oops

☆seven oops18thシングル「喝采」
2024年12月15日(日)配信リリース
☆最新情報は公式サイト・Instagramをチェック!

seven oops



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seven oops
2004 年12 月、高校2 年生の時にバンドを結成した「seven oops」の(左から)KEITA さん、MAIKO さん、NANAE さん。結成20 周年を迎える来月は、シングル曲「喝采」をリリースしライブとファンミーティングを開催するなど、アニバーサリー・イベントを控えている。「結成したころから現在も、あまり変わらず放課後の活動を続けているみたい」という彼らに思いを聞いた=那覇市内のスタジオ
写真・村山 望
seven oops
今年の春、アルバム「SEVEN POPS」をリリースしバンドツアーを開催(2024年4月/東京 渋谷GUILTY)
seven oops
(左)KEITAさん(ベース)
(中)NANAEさん(ボーカル)
(右)MAIKOさん(ドラム)
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