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[No.1735]

  • (金)

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2018年07月26日[No.1735]号



ティラノサウルスに会いに行こう!

骨格標本の見どころ

● 頭部
 ティラノサウルスの大きな特徴は、長さ1・5メートル、幅60センチにおよぶ巨大な頭部。歯は大きいもので約30㌢もあり、こんな歯でかまれたらひとたまりもないだろう。
● 後肢(うしろあし)、前肢
 約6トンもの体重を支えていた太い後肢は圧巻。一方、前肢は不釣り合いなほど小さい。
● 尾
 太くがんじょうな尾を作る一部の筋肉は、最初の一歩の踏み出しやバランス、方向転換に役立ったと推定されている。

研究の進展に合わせ復元画も変化

 80年代頃までは、尾を地面につけたゴジラのような姿で描かれることが多かったが、最近では尾を地面につけない姿で描かれるようになっている。また、体の一部に羽毛が描かれた復元画が描かれる場合もある。

かむ力はワニの約10倍

かむ力は前の歯で3万1千N(ニュートン)。アリゲーター(ワニ)の約10倍の恐るべきパワーだ。

化石や隕石を触ろう!

 会場内には、ティラノサウルスの尾椎(びつい)の化石や宇宙から地球に落下した隕石も展示しており、手で触れることができる。恐竜の息吹、宇宙の神秘を感じよう。

恐竜たちと写真を撮ろう!

 本展の展示物は、すべて写真撮影が可能。恐竜たちと一緒に写真を撮ってSNSにアップしよう!

グッズ販売も充実

 受け付け横には、グッズ販売コーナーを設置。本や本物の化石発掘が体験できるキットなど学習に役立つグッズをはじめ、フィギュアやぬいぐるみなどの模型、マグカップやキーホルダー、ピンバッジなど約200点以上の豊富な恐竜グッズを販売。お気に入りのアイテムを見つけて。

なぜ絶滅したの?

 肉食恐竜としての優れた能力から、王者として君臨したティラノサウルスだが、約6600万年前、地球上から姿を消してしまう。直径10㌔ほどの巨大隕石(いんせき)が現在のメキシコ・ユカタン半島に落下したこと、隕石の落下にともなう火山活動の活性化などが原因だと考えられている。



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講座やワークショップも開催
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博物館文化講座
博物館文化講座「最新恐竜学」
日時:8月18日(土) 14時〜16時(開場 13時半)
講師:真鍋 真 氏(国立科学博物館 標本資料セン    ター・ディレクター、分子生物多様性研究資料  センター・センター長)
場所:講堂(定員200人、当日先着順)。

入場無料


ワークショップ
化石のレプリカ作り体験
日時:8月18日(土)、19日(日)各10時〜、12時半〜
講師:廣瀬浩司 氏(天草市立御所浦白亜紀資料館    学芸員)
場所:博物館実習室(各回30人。当日先着順)。

参加費無料

このほか、学芸員教室など関連イベントも開催。詳しい情報はhttp://okimu.jp

インフォメーション
〜9月9日(日)まで。毎週月曜休館
開館時間:9時〜18時(最終入館 17時半)
     ※金曜・土曜は20時まで(最終入館 19時半)
観覧料:一般1200円、高校生・大学生1000円、
     小学生・中学生800円、3歳〜小学生未満300円
問い合わせ:沖縄県立博物館・美術館 ☎098(941)8200

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ティラノサウルスに会いに行こう
ほぼ完全な頭骨や、状態のいい脊髄が発見された最初のティラノサウルス "AMNH5027"の全身骨格。 体調は12メートル以上
ティラノサウルスに会いに行こう
ティラノサウルスに会いに行こう
ティラノサウルスの尾椎の化石(上)と隕石(下)に触ってみよう
ティラノサウルスに会いに行こう
グアンロン(右)、ケラトサウルス(左)の生体モデル
ティラノサウルスに会いに行こう
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