沖縄の日刊新聞「琉球新報」の副読紙「週刊レキオ」沖縄のローカル情報満載。



[No.2018]

  • (木)

<< 前の記事  次の記事 >>

「島ネタCHOSA班」2024年01月11日[No.2018]号



 うるま市在住でタレント活動とアクセサリー作家をしている照屋大地さんという人 がいます。独特なセンスと魅力があるので、調査してみてください。 

(読谷村 SG)

タレントとアクセサリー作家を両立

 へえ! タレントをしながら、 アクセサリー作りも。いろいろ と話題のありそうな方です ね。依頼者さんを通して照屋 大地さんとコンタクトを取っ た調査員。実際に会ってみる ことになりました。

舞台からの光景

 調査員と約束した場所に メキシカンシャツを着て現れ た照屋さん。なかなか大柄な 人物です。目力もあり、コワ モテの風貌にも見えました が、話してみると優しい雰囲 気でした。どうやら、目力の 強さは役作りで培ったものの ようです。まずはタレント活 動について聞いてみました。

 「高校生の頃、『現代版組 踊 肝高の阿麻和利』に出演 しました。フィナーレを迎えた 時に、舞台からお客さんの喜 んでいる顔を見て、すごいう れしかったんです」

 タレントを志すきっかけを 振り返ってくれた照屋さん。 これを期に高校卒業後も芸 能活動をする決心をしたと 言います。この次につかんだ 大舞台が2 0 1 4 年「首里 城祭」での国王役でした。身 のこなしや表情など、厳しい レッスンを受けて本番に臨ん だそうですよ。

 「国王としての立ち位置か ら見た首里城正殿の迫力が 印象に残っています。タイムス リップしたような気持ちでし た」

 やはり国王役というのは大 変な経験なのですね。このキ ャリアを生かし、歴史物の演 技に手応えを得た照屋さん。 現在は創作エイサー団体でも 活躍しています。

シブかわいいアクセサリー

 アクセサリー作りについて も聞きました。

 「アクセサリー作りは、I garan do it(アイ・ ギャラン・ドゥ・イット)とい う名前で活動しています」

 え、ギャランドゥ…? まさ か! 思わず照屋さんのシャツ の襟元に目が行ってしまった 調査員。すかさず照屋さんは 「ぼくは胸毛が濃いので、それ を個性と捉えて命名しまし た(笑)」と教えてくれました。

 肝心のアクセサリーは、ギ ャランドゥの有無は関係な く、男女問わず身に着けられ るデザインになっていますので ご安心を。リサイクルのおも ちゃやインテリアを取り入れ た、シブさとかわいさが入り 混じる世界観が特徴です。将 棋のコマや麻雀牌、サイコロ、 90 年代のゲーム機のパーツが 散りばめられているんですよ。 「ちゃんとしたコンセプトは決 めていませんが、一度使われな くなったものを利用すること は大事にしています」と照屋 さんは話します。

 現在は、ネックレス、ピアス、 ブレスレットがラインアップ。 I garan do itの通販 サイトから購入可能できま す。



このエントリーをはてなブックマークに追加


“タレントとアクセサリー作家を両立" “タレントとアクセサリー作家を両立"
てるや・だいち。1994 年生まれ。モ デル、役者、アクセサリー作家として 活動中。影響を受けている俳優は松 山ケンイチさんだそう。color’ s 所属
“タレントとアクセサリー作家を両立"
リサイクル品を利用しつつ、遊び心が効いたア クセサリーたち。照屋さんは琉球舞踊の小道 具など作っていた経験もあり、手先が器用です
“タレントとアクセサリー作家を両立"
照屋大地さん
Instagram:@daichan_bj_9470 I garan do it通販サイト
>> [No.2018]号インデックスページへ戻る

↑このページの先頭へ戻る

<< 前の記事  次の記事 >>