沖縄の日刊新聞「琉球新報」の副読紙「週刊レキオ」沖縄のローカル情報満載。



[No.2025]

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「島ネタCHOSA班」2024年02月29日[No.2025]号



 息子と二人、沖縄のローカルヒーローが気になっています。会いに行ける ヒーローやユニークなヒーローがいたら取材お願いします。

(浦添市 ちゅっちゅるー)

まだまだいる?沖縄のローカルヒーロー⁉

 過去にレキオでは個性豊か なローカルヒーローを取材し てきました。しかし、まだま だ沖縄には多くのローカル ヒーローがいますよ!

ラジオをするヒーロー⁉

 最初にやってきたのはF M那覇。扉を開けると「天声 戦士アライブ」のプロデュー サー兼スーツアクターのふぉ ぐにぃさんが迎えてくれまし た。FM那覇のラジオ番組「ち ゅらステ」のパーソナリティー の顔も持つふぉぐにぃさんが ヒーロー活動を始めたのは 2021年。番組にゲスト出 演した県外のヒーローとの出 会いがきっかけだったといいま す。そこから約半年の準備期 間を経て、番組内でお披露 目。スタイリッシュなビジュアル と軽妙なトークとのギャップ がリスナーから高い評価を得 ています。

 同時に「天声プロジェクト」 というオリジナルストーリー も展開。特にアライブをサポ ートするキャラクター「L·O· パルス」と「J·I·スペクター」 は実際にバ ーチャルYo uTuber として活動しており、現実と空想の世界 が混在した世界観が魅力で す。

 「アライブの物語のラストは すでに考えている」と言うふぉ ぐにぃさん。今後はクラウド ファンディングを募り「天声プ ロジェクト・ステージ」の実現 に向けて動き始めています。

三線を弾くヒーロー⁉

 続いて訪れたのは県三線製 作事業協同組合。三線を演 奏しながら迎えてくれたのが 「ちむぐくるレスキュー隊 サン シンレンジャー」です。

 サンシンレンジャーは、三線 としまくとぅばの普及を目的 に、昨年からヒーロー活動を 開始。落ち込んでいる人を三 線で癒やす「ちむぐくるレス キュー隊」として、県内のイベ ントなどで三線の音色を響か せています。それにしても、ス ーツを着用したまま三線を 弾くのはすごい技術ですね!

 「プロの三線実演家が中に 入っているので、グローブを着 けたままでもハイクラスの演 奏ができるんですよ」と話す のは事務局長の仲嶺幹さん。

 ヒーローショーでは、悪い心 を持ったイン(犬)を三線の 音色で改心させるというお話 を、しまくとぅばを交えつつ 上演。老若男女が楽しめる ステージを心掛けています。

 「三線を弾けばみんな誰か を癒やせたり、元気にでき る。うんじゅんわんにん(あ なたもわたしも)サンシンレン ジャー」とサンシンレンジャー は言います。

 「当組合の最終的な夢は三線が世界の楽器になるこ と。世界で活躍してほしいで すね」と仲嶺さんは今後の目 標を話してくれました。  3月3日(日)にはアライブ、 サンシンレンジャーなどローカ ルヒーローが出演する「くくる ヒーロー作戦」が開催されま す。みなさんも、ぜひ個性豊 かなヒーローたちに会いに行っ てみてはいかがでしょうか。



“まだまだいる?沖縄のローカルヒーロー⁉"

くくるヒーロー作戦
出演=イトマンマン、お魚戦隊デーラカージャー、天声戦士アライブ、サンシンレンジャー
日時=3月3日(日)13:00~17:00(予定)
場所=シャボン玉石けん くくる糸満(ホワイエ)
料金=1ステージ300円、1日パス1000円
問い合わせ=098-992-2500

“まだまだいる?沖縄のローカルヒーロー⁉"



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“まだまだいる?沖縄のローカルヒーロー⁉"
アライブをサポートする 「L.O. パルス」(提供写真)
“まだまだいる?沖縄のローカルヒーロー⁉"
天声戦士アラ イブHP
“まだまだいる?沖縄のローカルヒーロー⁉"
“まだまだいる?沖縄のローカルヒーロー⁉"
ヒーローショーの一幕 (提供写真)
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