「ぐるぐるグルメ」2012年02月09日[No.1402]号
アンニョンハセヨ 「スンドゥブ」辛さが食欲を刺激(2012年02月09日掲載)
ゆいレール旭橋駅から徒歩4分。大通りの喧騒から一筋入ったところに、本格的な韓国料理が楽しめる店がある。アンニョンハセヨは、照屋勉さんが、奥さんのチョン・キョンヒさんと3年前に開いた店。韓国に16年ほど滞在し、韓国の国営テレビの情報番組の仕事で、全国の飲食店を回った経験を持つ照屋さんは、当時沖縄では本格的な韓国料理店がまだ珍しかったことに着目。沖縄へ戻り、1年間の準備を経てこの店を開店した。
目指したのは、日本風にアレンジしない韓国の味。店の内装も、韓国で一般的な店に近いものにしたいと、工夫。あえて席数を減らして、ゆったりとくつろげる雰囲気を作り出した。「韓国のスタイルを生かした店内で、是非本場の味を味わって欲しいと思います」と照屋さん。スンドゥブ(750円)は、ランチメニューの中でも特に人気の一品。コクのあるスープと柔らかな豆腐がよく合って、食べ進むほどに効いてくる辛さが、更に食欲を刺激する。
ディナータイムの鍋やサンギョプサル(豚三枚肉の焼肉)も是非試してみたい。
人気のスンドゥブ。辛さは調節してもらえる。ランチメニューはコーヒー付き
家庭的な雰囲気の店内。椅子席もあり、好みに応じて選べる
アンニョンハセヨ
那覇市西1ー7ー1 赤嶺マンション1階
TEL098ー860ー9077
営業時間=11時30分~14時30分、18時~24時/月曜休