「ぐるぐるグルメ」2018年03月29日[No.1718]号
海洋食堂 豊見城市名嘉地
(2018年03月29日掲載)
豆腐が名物、創業43年の老舗
豊見城市名嘉地、元々は豆腐屋さんから始まったという「海洋食堂」。毎朝4時から手作りしている豆腐が大人気です。お父さんと息子さんが丹精込めて作った豆腐を使い、お母さんとお嫁さんたちがお店を切り盛りしています。
今回ご紹介するのは「豆腐んぶさー(650円)」。お皿一面に大きく切られた名物の豆腐が敷き詰められ、分厚い三枚肉が載った一品です。
豆腐は口の中で均一に溶けてくれるほどなめらか。絹ごしに近い極上の食感です。
豚骨とカツオから取られたダシが豆腐にしっかりと染み込み、上品な風味と共にあふれ出します。県産豚の三枚肉もダイナミックな分厚さ。甘めに味付けされていて、ご飯が進みます。
「お話好きな明るいお母さんたちが、皆さんを待っていますよ〜」と話すのはお嫁さんの當間綾子さん。このおいしさを知ってしまうと、きっと常連になってしまうはず。アットホームな雰囲気の中、豆腐の真骨頂を味わいに、創業43年の同店に足を運んでみてくださいね。
「豆腐んぶさー」。「んぶさー」とは、煮込み料理という意味。セットで付いてくるおからも美味
定食メニューも充実。夕方になっても客足が絶えない、まさに愛される地元の食堂
そばとみそ汁の店 あかの
【住所】豊見城市名嘉地192-10
【電話】098(850)2443
【営業時間】10時〜19時半
【定休日】日曜
【駐車場】あり