「ぐるぐるグルメ」2021年05月05日[No.1878]号
さんご座キッチン 那覇市牧志
(2021年05月05日掲載)
とろける豚肉の定番メニュー
那覇市牧志、桜坂劇場内の「さんご座キッチン」は食事や飲み物を提供するカフェ。映画館併設のカフェらしく文化的なムードが漂います。「ここがその昔、珊瑚座という芝居小屋だったことから店名を付けました」と語るのはマネージャーの新崎初美さん。1952年開業のこの建物を訪れるとノスタルジックな気分になります。映画鑑賞と共に飲食を楽しむ方も多く、カフェ利用のみのお客さまも増えているそうです。
最近はテークアウトも対応。「山形県産やわらか金華豚の塩麹焼き」は米を食べて育った金華豚の口当たりが「とろけるよう」と好評で、甘みのあるお肉に敷かれたタマネギがうま味を引き立てます。添えられた有名豆腐店のさっぱりしたゆし豆腐スープをいただくと、ランチでもディナーでも大満足です。
「この金華豚をはじめ、スタッフが試食を重ね全国のおいしい物を取り寄せています」と教えてくれた新崎さん。店内には全国各地のビールや日本酒、ホタルイカなど魚介系の缶詰も並び「くじらのアヒージョ」ほか珍味はお酒のつまみにぴったり。「ぶらりと遊びに来る気持ちで、お気軽にお越しください」とスタッフの皆さん。自分好みのおいしさに出合う、カフェタイムをお過ごしください。
イートインで注文の多い「山形県産やわらか金華豚の塩麹焼き」はテークアウトもOK。しっとりした肉質を持つブランド豚のおいしさを味わえる
店内の品はテークアウト、イートインどちらも可。日本酒1合瓶は550円。缶詰は500円〜1000円内が多い
さんご座キッチン
【住所】那覇市牧志3-6-10 桜坂劇場1階
【電話】098-860-9555(劇場共通)
【営業時間】10:30〜18:00
【定休日】なし
【駐車場】なし