「ワシントコポスト」2022年09月01日[No.1947]号
子ども時代から、夏のおやつといえば冷やしぜんざいに限る。
復帰前、中学校のすぐ近くに軽食の食堂ができ、学校帰りはいつも超満員。冷やしぜんざいは5セント、そばは10セント。
母とマチグヮーでの買い物帰りには、たいていぜんざいをごちそうしてくれるので、とても楽しみだった。何しろ、冷蔵庫がないのだから、冷たいおやつはとても魅力的。
高校時代は友人と豆が何個入っているか当てっこするために数えてみたことがある。アチコーコーのそばとヒジュルーのぜんざいを一つずつ注文して「これが友情だ!」なんて分け合いながらのゆんたくタイム。
今ではレトルト、冷凍もある。おばあちゃんになっても大ファンのおやつだ。
(那覇市 サンゴ)
(編コメ)沖縄の夏といえば、やっぱり冷やしぜんさいですよね。子どものころから現在まで、親しんできた冷たいおやつ。まだまだ続く沖縄の夏に、楽しんでくださいね。
若者の間で流行している言い回しは、いろいろありますよね。多少は聞きかじっているつもりでも、意外な使われ方に驚かされることも多々あります。
例えば「推し」という言葉。他人に推薦したいほど大好きな芸能人や漫画・アニメのキャラクターを指す言葉で、実際そのように使われるケースが多いですよね。
あくまで自分の現実生活とはかけ離れた憧れの存在に対して使われる言葉だと思っていたのですが、この間、ローティーンのめいっ子と話していたら、学校や部活の好きな先輩まで「推し」と表現しており、驚きました。SNSの普及などによって、若い世代では芸能人と一般人の境界の感覚が薄れていることも背景にあるのかもしれませんね。
それにしても、言葉というのは生き物で、日々、移り変わっていくんだな、とアラフィフの私はちょっとしみじみしてしまいました。人間、こうして年をとっていくんですね~(笑)。
( 那覇市 火星人)
(編コメ)編者も「推し」という言葉はかろうじて知っていましたが、そういった使われ方もするとは知りませんでした。新しい言葉を追いかけるのも大変です(笑)。
週2回バドミントンサークルで楽しい時間を過ごしていた。コロナ禍の自粛生活でお休みとなった。その間、40分ほどウオーキングを時々。「バドミントン始めるよ」の連絡に「ヤッター」と大声で喜んだ。
ところが、前日に準備したラケットと、しばらく使ってない「オキカ」を忘れて、玄関に戻る。
体育館では、コロナに負けないメンバーの笑顔があった。一回戦、シャトルが見えない。ラケットが出ない。足が動いてくれない。エッ、こんな私ではなかったはず。休んでいた間に動けなくなっていた。疲れは二倍。
「老いが駆け足でやってきた」と感じた一日だった。
(那覇市 さくら)
(編コメ)しばらく休んでいて運動を再開すると、体が動かない経験、編者もあります(笑)。でも、何度か通ううちに、また少しずつ慣れてきたのではないでしょうか? 再開に「ヤッター」と喜ぶほどお好きなバドミントン、じっくり楽しんでくださいね。
さて、昨日あたりから体調が悪い。昨日今日と病院へ行って来ましたが、特にどうでもなく薬もでない。
しかし、この息苦しいのは、どう説明すればいい。一人がつらい精神的なものか、誰かと一緒だと少し気分が楽、軽い熱中症かな…と心落ち着ける。
少しの時間、眠りに落ちた。目が覚めたら姉は出かけた後、ああっ、何とも寂しい体が弱っている時の人恋しさは半端ない。誰かとつながってたい、寂しい。少しでも早く、一人大好き人間の私に回復したい。
(うるま市 さざんがクー子)
(編コメ)おつらいお気持ちが伝わってきました。体調が悪い時は、心も弱ってしまいます。一人が大好きでも、急に人恋しくなってしまったり…。身近な人に苦しい胸の内を語ってみるのもいいかもれません。
用事を済ませ、持参した弁当を海を見ながら食べようと思い、近くの海中道路まで行った。テーブルとイスがあり、食事するには最高の場所だと思った。
海では、たくさんの人が楽しそうに泳いでいて、眺めているだけで気分が良かった。しばらくして道具を担いで海から上がる若者が隣の席についた。
弁当を食べていた夫の目が泳いでいるように見えた。
帰りの車中、夫は「あの若者は体を隠さずに服の着脱をしたので目のやり場に困った」と話していた。
私は若者に背を向けていたので見えなかった。これが「旅の恥は何とやら」なのだろうか。
(那覇市 シゲちゃん妻)
(編コメ)旅行中の開放的な気持ちに流されて「このくらいいいか」と思ってしまったのでしょうか。観光で訪れる場であっても、地元の人にとってはそこが日常生活の場であることを忘れないようにしたいものですね。
8月11日付「小雨堂のカタブイ読書日和」第5話で紹介された小川洋子さんの『博士の愛した数式』、実は私も大好きな本です。
3回読んで3回ともウルウルするほど心がほんわか暖かくなる本です。
先日、偶然ですが、透析でお世話になっているクリニックの本好きな看護師さんと本の話になった時、彼女にこの本を勧めました。
その日、クリニックから帰り、本棚を見たら『博士の愛した数式』がありましたので、どうしても彼女にもこの本を読んでほしくて、だいぶ古くなっていて失礼かなと思いながらプレゼントしました。
後日「とても面白かった」とうれしそうに話してくれました。
こうして投稿文を書きながらもまた博士と家政婦親子に会いたくなったので、あらためて買って読みたいと思っています。
(那覇市 乙女座のババ)
(編コメ)『博士の愛した数式』、約20年前に発表された小説ですが、ずっと愛されている本ですよね。プレゼントしたり、読み直すたびに、新しい発見があるのも本の魅力ですよね。
首里崎山町の瑞泉通りの水路に青い睡蓮が咲いていました!
(那覇市 散歩大好き)
(編コメ)散歩で季節の草花を見つけるとうれしいものですね!