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[No.1948]

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「ワシントコポスト」2022年09月08日[No.1948]号

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俳句で季節を実感

 今年の春から俳句を書き始めて、今まで感じなかった自然の移ろいに気づくようになりました。

 何気なく植えられていただけの街路樹の実の色づく様子や、風の強さ、季節の虫や花の変化が分かると自分自身の気持ちの機微にも敏感になり、心なしか精神的に健康になった気もします。

 まだまだ素人ですが、これからも続けていこうと思います。

(八重瀬町 ねこの恋)

(編コメ)俳句を始めて、季節をより深く感じられるようになり、心も満たされるなど、よい変化があったようですね。よい句ができたら、琉球新報本紙の「琉球俳壇」にもぜひ投稿してください。

赤ちゃん返りの対策

 7月21日付、南城市きなこ様の「赤ちゃん返り」を読んで思い出しました。

 娘が8年目にしてやっと2人目を妊娠したとわかり、孫娘がすごく喜び期待し、生まれてからもお世話を頑張っていました。

 娘もお姉ちゃんとの時間をつくって対応していたのですが、数カ月するとイジワルしたり、自分の爪かみで爪が半分になったり…。

 ストレス発散させなければとの思いから月に一、二回私が朝から下の子を預かり、母娘でデートの日を設け、プール・映画・食事・買い物など一日中楽しんでもらいました。今では仲よく遊んでいます。8歳離れていても、子どもの心理は年齢差ではないんだと気づきました。

(南風原町 ミーコバーバー)

(編コメ)かわいい妹ができてうれしいと思っていても、妹ばかりが世話されているのを見ると自分が取り残されたように、さみしくなってしまうのでしょうね。お母さんと2人の時間を持たせてあげたのはよかったですね。今は姉妹仲良く遊んでおられるようで何よりです。

スーパーのサトウキビ

 5年ほど前、スーパーでアルバイトをしていた頃の話です。当時はコロナが流行する前で、国内外からの旅行客がたくさんいました。お盆の時期になると店内では民謡が流れ、パン売り場にはお菓子、青果売り場には島バナナやスイカなどのお盆用品が並べられます。

 レジにやって来たのはあきらかに県外からの旅行客と思われる若い男女。そしてカートの中にはお酒や惣菜に混じって1本のサトウキビが…。

 みなさんもご存じかと思いますが、お盆の時期のスーパーに売っているサトウキビは、ご先祖様が杖に使うための非食用のもの。旅行客はおそらく、そのことを知らずに持ってきたのだと思います。

 真実を伝える間もなく、会計を終えサトウキビを持ってスーパーを出ていきました。あの旅行客は、サトウキビをかじったのでしょうか。スイカ割りの棒などに使っていてくれたなら良いのですが…。

(豊見城市 ととみん)

(編コメ)県外からの観光客は「さすが、沖縄にはスーパーにもサトウキビが売られているんだ」と思ったのでしょうか。そういえば、編者の県外の知人にも、珍しさのあまりウチカビを買って帰ったという人もいました。それもどうしたのか気になります(笑)。

今年の夏は暑かった!

 いや~、今年の夏は暑かった! コンクリアパート最上階(4階)のわが家は、夜中になってもたまった熱がひかず、クーラーを切るとすぐ汗だくに…。食欲も落ちてくるほどでした(8月11日付のカレー特集がうれしかったです)。今週になって、ようやく朝晩少し涼しくなってきてほっとしています。

(那覇市 やーぐまい中)

(編コメ)本当に…。体調にはくれぐれも気をつけてくださいね。夏バテの体には、カレーのスパイスが効きますね。

体の痛み

 妹に「のたうちまわるほど痛ければ病院に、そうでもなけりゃ、年よりは皆どこそこ痛いのだから、先は短いことだし我慢したら」と言われた。「もういいんじゃない」とも「そうしようか」とも思ったが、先が短けりゃ、よけい我慢して終わるのはイヤだと思った。

 内科の先生にも話したら、短い話は別として、「整形外科に行けばまた薬が増える。痛み止めを少し強く出しておこう」と。その薬を飲んだら治るといいナ。

(名護市 良子の娘)

(編コメ)体が痛いのはおつらいですね。年齢は関係なく、痛いものは痛いのです。妹さんにも堂々と「痛い」と言い、痛みを少しでも解消することができるよう、病院の先生にもよく相談してくださいね。良子の娘さんの痛みが少しでもよくなりますように…。

私の自由時間

 ある日、予想外の事が…。お友だちのTさんよりのお届け品に、目が点となった。瞬時「相手のまちがいでは?」と。大好きな薔薇(バラ)の花束だ。

 うれしさと恐縮が交錯。花びらのかれんさ。清らかで上品な香り。多種の花々。どの花器に生けようか、ぜいたくな悩み。卓の上に置く。ルンルンな気分に浸る。二階の部屋に飾る。バラの芳香が漂う。好きな時間に好きなものに囲まれて過ごす。ひととき、感謝の日々だ。

 卓の上は家族の集合写真。新聞を読む。手紙を書く。考える。ぼーっとする。花を愛で、ラジオで懐メロを聴く。つかのまの幸せ。自身のプライベートな自由な空間。至福の世界だ。

 つぼみも満開に咲き誇っている。一日の変化を楽しむ。香りは肝に深まる。全てを忘れさせてくれる穏やかな心地よさ。日常で思い掛けない時に遭遇した場合は会いたいと思うほど、すてきな彼女。ひかれるものがある。ありがとう。

(読谷村 知花マサ子)

(編コメ)薔薇の花を贈られたうれしさを、詩的な感性いっぱいにつづっていただきました。感激と、薔薇の花と過ごした豊かな時間が伝わってきました。Tさんもきっとすてきな方なのでしょうね。

ナイトジャスミン

 私たちは毎夜、夕飯終わってから5キロのウオーキングに出掛けます。

 その途中で、闇夜で嗅覚が鋭いのですごく爽やかな香りがしてきます。夜なのでどの木なのかわからないでいましたが、やっと見つけました。そしてその花の名前も調べました。

 みなさんご存じでしょうか?「夜香花 ヤコウカ」「夜香木」。英名では「ナイトジャスミン」というそうです。とてもかわいい花で、夜に開いて良い香りを漂わせています。

 ずっとかいでいたい気分ですが、ウオーキングの一つの楽しみになっています。毎日のウオーキングは苦痛なこともありますが、お花で癒やされます。

わしんとこポスト

(那覇市 えこ)

(編コメ)夜になると、ジャスミンにも似た香りをただよわせるナイトジャスミン。白い花もまた、愛らしいですよね。季節の草花は、散歩を楽しくしてくれますね。

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