「ワシントコポスト」2023年06月08日[No.1987]号
私は結婚して38年間(日曜祝祭日以外)、毎日、主人の弁当を作ってます。
それができたのは…何でも食べてくれる主人のおかげだと感謝しています。
朝5時に起きて支度します…そんな私の夢は…主人が65歳になり年金暮らしになったら…朝食作りを…当番制にすることです。きゃ~、すっご~く楽しみです。あと1年半ほど…。
(宜野湾市 Yo)
(編コメ)38年間も毎日、早朝からのお弁当作り、本当にお疲れさまです。あと1年半たったら、朝食を作ってもらって、ゆったりした朝の時間を過ごしてくださいね。
自分の父は、とても頑固で「食事中はおしゃべりするな!」とか、叱られて夜遅くなるまで家に入れてもらえないこともしばしばでした。
そんな父も孫ができてからは好好爺になりました。20年ほど前のGW、世界の帆船が来るとの事で家族で見物と乗船に行った時に、父は船に乗ると「早く見ろよ!」と方言で言い、そそくさと去って行きました。「何をそんなに急いでるんだろう?」と思いましたが、まさかの結末が…。
そろそろ船が出る時間、甲板に出ると、ナント地上に父の姿が!
家では父の事を「父ちゃん」と呼んでいました。だから甲板から父が見えた時に、40歳過ぎの大人が、大声で「父ちゃ~ん!」と叫ぶのも恥ずかしくて、ましてや呼んでも聞こえないだろうから、岸壁から船を見送る父をじっと見ていました(涙)。
それから2時間後……、戻って来た時に、父は岸壁で待っていました。キチンと船に乗って行くと説明をしておけば良かったと後悔しましたが、何をしていたのか聞くと父は「島みーしてきた」と言っていました。
父は子どもみたいに好奇心がおう盛で、外出するとあっちこっち行ってしまう、そんな父なので父なりに楽しんだようでホッとしました。そんな昭和元年生まれの父の思い出です。
(名護市 猫背の犬)
(編コメ)船から取り残されても焦らず怒らず、余裕で楽しむお父さま…頑固だったのは、自分がしっかりできていらっしゃったからなのでしょうね。すてきなお父さまの思い出をありがとうございます。