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[No.1988]

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「ワシントコポスト」2023年06月15日[No.1988]号

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趣味でリフレッシュ

 夫の趣味は旅行です。すでに年間の個人旅行、家族旅行の計画、そして数年前から退職後の旅の計画まで立てています。旅行はそのプランを考える時がとても楽しいようで、観光地めぐりはもちろんの事、観光地以外での面白そうな場所や食べ物などを調べるのも楽しみの一つだそうです。

 日頃は仕事の他に家事や親の介護も手伝ってくれる夫は、旅行でリフレッシュするのを楽しみに日々頑張ってくれています。ちなみに私は旅先で旅行カバンを押し、アイパッドで位置確認をする夫の後をついていくだけの気ままな旅行者です。

(那覇市 みーゆーママ)

(編コメ)家事や介護を手伝ってくれて、趣味は家族も楽しめる旅行…。なんというすてきなパートナーなのでしょうか。旅行の計画を楽しんでいらっしゃることが、毎日の張り合いにもつながってくるのでしょうね。

爪のお手入れ

 わたくしめの爪は、二枚爪である上にやわらかいため、水仕事をすると爪がめくれたり割れたり欠けたりと、がっかりするのが常でした。

 ある時、知り合いのネイリストの方に「マニュキュアはおしゃれだけでなく保護のためにも良いことですヨ」と言われて、もともと爪を染めるのはいやではなかったが、爪のためには悪いのかと考えていた。

 マニュキュアをしていてもオイルで爪をマッサージすることも教わり、今では爪のお手入れは気分転換とリラックスアイテムとなっている。今日もセッセとヤスリで形を整えて、どの色にしようかと心躍る時間を楽しんでいまーす。

(うるま市 さざんがクー子)

(編コメ)爪のお手入れをリラックスタイムとして楽しんでいらっしゃるのですね。爪のおしゃれは、気分も明るくなりますよね。

お弁当にはお礼を

 上の子2人が高三と高一になり、4月から2人分のお弁当を作っています。はじめの頃はひとつお弁当が増えただけなのに、いつもと時間配分が違いあたふた。今は少し慣れて、ふたつのお弁当も3人の子どもたちの朝ごはんも、洗濯も、同時進行で出来るようになりました!

 たったこれだけの事ですが私にとっては、きちんとこなせるようになってうれしいんです。なんせ、朝の早起きも苦手だし、料理も好きではないし、慣れるまでに時間もかかるし。なによりモチベーションが保てない!(笑)

 「今日のあれがおいしかった」とか、「ごちそうさま」とか言ってくれて弁当箱が洗い場に出される時は心からホッとするし素直にうれしいですね。レキオにお弁当コーナーがあったらいいのにな~と常々思っている今日この頃なのでした。

ワシントコポスト

(うるま市 梨奈子)

(編コメ)すてきなお弁当の写真も贈っていただきました。ご飯やおにぎりにちゃんと顔が描かれているのに愛情を感じます! それにしても、朝早くから起きて毎朝のお弁当作り、本当に立派です。作ってもらう側は、感謝の気持ちをきちんと言葉で伝えてほしいものですね。

学校トイレ なぜ嫌?

 ある日、小学生の娘が、姉や兄に「〇〇だから、学校ではトイレには入らないで我慢してるんだー」と話しているのを耳にした私。

 理由のところは聞き取れなかったのですが、私は勝手に自分が小学生だった頃を思い出しながら、娘が学校のトイレを使いたくないのは、トイレが暗くて汚いからだと思っていたんです。

 話に割り込んで「おトイレを我慢するのは体に良くないよー」と話しつつ、最後に「おトイレ掃除は、ピカピカにしてほしいよねー!あなたもトイレ掃除の当番になったら、他の人のためにもピカピカにするんだよ!」って話したんです。すると子どもたちはキョトンとした表情で、「トイレはいつもきれいだよー。嫌なのは便座が冷たいからだよー」って言うんです。

 確かにわが家は便座が温かくなるタイプなんですが、まさか、学校のトイレを使いたくない理由が便座の冷たさとは、ほんとにびっくりしました(笑)。

(北谷町 勘違いママ)

(編コメ)編者も勘違いママさんと同じ発想で読んでいました。便座が冷たいから嫌というのは、時代の変化を感じずにはいられません…。

潮干狩り

 何年かぶりで母が潮干狩りに行きたいと言い出して、ネット、地図で「前に行ったところはどのあた りだった?」と下調べで数カ所回りました。浜に下りられない、車を止める場所がない、道路も新しい道ができていて旧道がさがせない…ぐるぐる巡ってやっと旧道にたどり着いて、たしかこの先に…ありました。

 農道の横に車を止められる場所があって、海岸にも下りられました。母が言うには干潮の前後2時間ぐらいが良いそうで、石をどかしてこびりついている貝を取っていました。モーモー(編注・方言で貝)、だしが出て汁に向いているとか。

(沖縄市 イソギンチャク)

(編コメ)母子での潮干狩りを楽しまれましたか? 久々に訪れる場所は、いつの間にか道が変わっていて苦労することもありますよね(笑)。潮干狩りで採った貝で、汁を楽しまれたのでしょうか。

足拭きで蚊よけ?

 よく蚊に刺される私と、全然刺されない妹。「O型は刺されやすい」って聞くけど妹もO型。「じゃあ理由は何だろう?」。母に聞いたら「蚊に刺されやすい人は足の裏を清潔にするといいらしいよ」って言われ、ダメ元で庭に出る前にきれいに足を洗い、アルコールをシュッシュしたら刺される回数が半分以上減りました。個人差があるとは思いますが試してみる価値はあると思いましたよ。

(那覇市 こっぺぱん)

(編コメ)最近、足の裏の常在菌に蚊が寄ってくるので、除菌シートなどで拭くといいと言われるようになりましたね。読者の皆さんもお試しください。

母の思い出

 母は85歳の生年祝を迎える歳に旅立った。健在ならば今年は、満103歳になる。カジマヤーをお祝いしてあげたかったのだが。

 私は梅雨の前のうりずんの季節が大好きで、母が生前、姉の運転で瀬長島へドライブに出かけた。心地よい潮風に吹かれながら、母娘3人でゆんたくタイムを過ごした。

 移動パーラーを目にした私に気づいた母が「とー童(わらび)んちゃー。アイスクリーム代」とおやつ代を渡してくれた。アメリカンドッグとソフトクリームを手にした姉と私は「お母さん、ありがとうネ」というと、さっそく口に頬張った。

 「次はモズク天ぷらが食べたいなぁ。奥武島に行きたいね」。がちまやー童んちゃーのおねだりに母は笑っていた。

 うりずんの頃、天国の母と語りたい。60代になった私だが、あなたの童で思い出がいっぱいです。

(那覇市 サンゴ)

(編コメ)お母さまの思い出話をありがとうございます。うりずんの季節に母娘3人のドライブ、映像が浮かんできそうな文章でした。お母さまも、サンゴさんと過ごした懐かしい日々を思い出して、天国でほほ笑んでんでいらっしゃることでしょう。

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