「ワシントコポスト」2023年10月26日[No.2007]号
友達のご主人が急きょ入院した。面会ができないために、電話連絡となった。
ご主人は、携帯電話は必要ないと持っておらず、最初は看護師さんの携帯でご主人と話をしたそうですが、迷惑をかけると思い、手紙を書くことにしたのだとか。
「あ! ラブレター」と私が言うと、友達は「連絡レター」だと言って笑いました。手紙は今はマイカーで病院に届けているそうです。
(糸満市 イトマンアンマー)
(編コメ)手紙は何度も手元において読み返せるので、入院中の不安な中では励みになるし、ひときわありがたく感じますよね。
昭和40年、高校3年生の時、夏休みのアルバイトで買ったレコードを10枚持っていた。ある日、クリーナーがないので探すとオジーの部屋にあった。オジーは英語をヨーガー解釈して頭に付けていたという。そのせいか頭の一部は昼間になっていた。
(南城市 平良礼次)
(編コメ)思わず笑ってしまう愉快なエピソードです。最後の一文もユーモアがきいていますね。
主人の突然の声「洪水! 洪水!」。いつものように、新聞を読みながら目覚めの冷水を飲んでいたのでしょう。テーブルの上にコップが転がりビショビショ。
このぬれた新聞紙を破かないように、やさしくベランダの物干し竿に干していました。「どうして?」と聞くと「途中までしか読んでいないし、あなたもまだ読んでいないでしょう?」と。なんという「新聞愛」。
最近は新聞離れもあると聞いています。しかし、新聞を読まないとその日が始まらないという方々もいます。新聞が私たちの手に届くまでのお仕事に関わっている方々に感謝して、これからも読みたいと思います。
(那覇市 Y・O)
(編コメ)なんといううれしいお手紙でしょう。新聞愛とともに、ご主人のY・Oさんへの深い愛情も感じました。