「島ネタCHOSA班」2020年05月14日[No.1827]号
4月23日付の「あまくま情報局」で「オンラインバレエレッスン」の案内が掲載されていましたよね。バレエをオンラインレッスンってどんな感じなのでしょうか。興味があるので調べてください!
(浦添市 U子ママ)
スマホでバレエレッスン!?
やーぐまいで運動不足がちの日々が続く中、アスリートの皆さんがおうちでできる筋トレの動画をアップロードしているというニュースは見聞きしてましたが、バレエのレッスンとはちょっと驚きです。本当に家でできるんでしょうか!?
ビデオ通話で
というわけで、オンラインバレエレッスン主催者の上村 征良(せいら)さんと連絡をとった調査員。本来であれば上村さんに会いに行くところですが、感染予防のため、今回のインタビューはビデオ通話で行うことになりました。
オンラインバレエレッスンには、無料通信アプリ「LINE(ライン)」のビデオ通話機能を使っているとのことで、調査員も試してみることに。
まず、はるか昔に登録したきりあまり使わず放置していたスマホのラインアプリをひっぱり出すところからスタート(笑)。トーク画面を開き、右上に表示されている受話器の形をしたアイコンをタッチ(ちなみに専門的にはタップと言うらしいです)。すると、「ビデオ通話」というアイコンが出てくるので、おそるおそるタッチします。
すると、もうビデオ通話のはじまり。スマホ画面に上村さんが映し出されました! もっと複雑なのかと思っていたらあっさりつながったのでちょっと拍子抜けしたくらいでした(笑)。ともあれ、上村さんにお話を聞いていきましょう。
こまめに語りかけ
熊本県出身の上村さんは3歳からバレエをはじめ、中学時代から海外にバレエ留学を繰り返すなどバレエ一筋の人生を歩んできました。熊本でバレエ教室の講師を務めていましたが、今年の1月に沖縄に移住。バレエ教室を始めようと施設のレッスン室を借りる手続きを進めていましたが、コロナウイルス感染拡大の影響で施設が休館に。ならばオンラインで試してみよう、と3月からオンラインレッスンを始めたそうです。
使うのはスマホ。複数人が同時に使えるラインのグループビデオ通話機能を行い、レッスンを行っているのだとか。
3月に行われたレッスンでは、3〜6歳の子ども4人がママと一緒に参加。「音楽をかけて、お話をしながらストレッチをしていきます」と上村さん。参加者たちは、上村さんの動作を画面で確認しながら同じポーズをとっていきます。
ちなみに、オンラインでのレッスンは上村さん自身も初めての体験。「相手に触れないので、『膝を伸ばしてねー、つま先を伸ばしてねー』などと話しかけながら進めていきます。子どもの注意をいかにお話で引きつけるかがポイントですね」。ママも一緒にやってあげると子どもの集中力が続きやすいそうです。
レッスンは1回1時間弱。ストレッチや基礎的なポーズの練習が中心で、ジャンプなどの動作は控えているそうなので、自宅でも安心してできますね。未経験者、初心者も大歓迎とのこと。
参加者の1人は「自宅にいながらレッスンを受けることができるのは画期的だと思いました。先生に画面越しで会うための準備はいつものレッスンへと向かう際と変わらず、娘のワクワク感が高まるのを感じます。大好きな先生と話せるのを楽しみにし、つながったときのうれしそうな顔を見ると親としても気持ちが温まります」と感想を寄せてくれました。
また、参加者がお友達どうしの場合、画面を通してお互いの姿を見ることで子どもが笑顔になるのだとか。運動不足の解消も合わせて、やーぐまいのストレス解消につながる効果も期待できそうですね。
感染が収束したら北谷町内の施設での対面トレーニングに移行する予定とのこと。その日まで、やーぐまい頑張っていきましょうね〜!