「島ネタCHOSA班」2025年03月13日[No.2078]号
以前、泡盛の蒸留かす「カシジェー」を利用した料理の普及活動を行う田中えりさんを取材しました。今回、カシジェーのイベントを開くという情報をゲットした調査員。関連商品も集まると聞き、さっそく行ってみました!
泡盛かす「カシジェー」のイベントに潜入!?
泡盛の製造工程から出る蒸留かす「カシジェー」。2023年9月21日付の島ネタCHOSA班でカシジェー料理研究家として活動する田中えりさんを取材しました。今年2月にカシジェーのイベント「第1 回カシジェー祭り」をFMぎのわんで開催するという情報を聞き、調査に向かいました。
関連商品が一堂に
開始間もない会場に足を踏み入れると、すでに多くの人であふれかえっていました。合計8店舗が出店し、希望者には田中さんによるミニ講座も随時開催。カシジェーの魅力がぎゅっと詰まったイベントになっていました。
驚いたのは、多種多様なカシジェー関連の商品が存在していたこと。カシジェーから造られたもろみ酢飲料「琉球もろみ酢」「うめかおる」(神村酒造)、カシジェーを練り込んだバケット「萬座バケット」(アチココ)、カシジェーで培養した藻からできたうまみ調味料「うま藻(も)」「うま藻出汁醤油(だししょうゆ)」「うま藻醤油麹(こうじ)」(アルガレックス)、カシジェーのサプリメント「もろみ24」「アミノ24」(さけみや)は何年も前から製造されていた商品です。新しい商品も並んでいて、カシジェーと泡盛を入れた「カシジェーソーセージ」(テシオ)や米粉のシフォンケーキ(モリーズ)、カシジェーとおからを使ったお惣菜(ハクモッカ)などは、田中さんとの出会いをきっかけに作られたものです。今回は、スケジュールの都合がつかず参加できなかった企業もあったそうで、カシジェー商品はまだまだ存在するといいます。田中さん自身も「カシジェー生チョコ」の商品化に取り組み中ということで、これも完成が楽しみです。
開催3週間前に決まったという「カシジェー祭り」。きっかけは、FMぎのわんの番組「美女の掟(おきて)」出演の打ち合わせでのことでした。「『告知するイベントありますか』と聞かれ、ないと答えると、『ここでやりましょう』と開催が決定したんです」
女王としても活動
前回の取材から1年半。田中さんは「カシジェーの女王」になっていました! 女王に就任して1年。昨年3月、神村酒造の感謝祭への参加がきっかけになったそうです。「感謝祭のポスターに『泡盛の女王もやってくる』と記載されていて、じゃあ私は『カシジェーの女王』だと思い立っちゃったんです」と茶目っ気たっぷりに笑います。
アミノ酸やクエン酸などの栄養が豊富ながら、産業廃棄物になっているカシジェー。まだまだ知らない人も多いのが現状です。県外での注目度の方が高く、田中さんのお話会や料理教室も好評ですが、目指すのは県内での認知度を高めること。「カシジェーが素晴らしいということを沖縄の人に一番知ってほしい」という思いが原動力になっていると言う田中さん。行動力あふれるパワフルさで、女王就任2年目もカシジェーを盛り上げてくれそうです。
カシジェーの女王インスタグラム
@queen_of_kashije
※今後のイベント情報などはインスタグラムで発信


