「ぐるぐるグルメ」2018年11月08日[No.1750]号
FIFTH SON(フィフ サン) 北中城村島袋
(2018年11月08日掲載)
ひと手間が生む、やみつき角食サンド。
魅力的な飲食店が点在する北中城に、新たな注目店が誕生しました。自家製食パンと、そのパンを使ったサンドイッチ、チキン料理などを提供する「FIFTH SON」。店主は、東京を拠点にタコス&タコライスのフードトラックや、ロティサリーチキン専門店の経営を経て、昨年帰沖した長嶺誠さん。「5人兄弟の5番目なんです。沖縄に戻って、朝食を出すお店をしたかった」と笑顔で語ります。
パンは、試行錯誤の末に完成した角食パンのみ販売。カナダ産小麦、生クリーム、ハチミツなどを使い、一晩かけて低温発酵させた生地は、やさしい甘みとコクがあって耳までしっとり。そのまま食べても十分なおいしさです。
サンドイッチで人気なのが「ハンドチョップビーフパティサンド」。牛肩ロースを包丁で叩いて作ったビーフ100㌫のパティ、折りたたんだレタス、トマトを、鉄板で焼いた分厚いトーストで挟んでいます。素材同士の組み合わせから生まれるうまみと食感のバランスが良く、ボリュームはありますがペロリといけるはず。その他、ハーブの香り豊かなチキンもおすすめ。県産鶏肉に10種類のハーブをすりこみ、一晩寝かせているそうで、研究熱心な長嶺さんの手腕が光っています。
メニューは全て持ち帰りOKです。
ハンドチョップビーフパティサンド(ポテト、コールスロー付き850円)
販売用の「角食パン(1斤350円、2斤700円)」
店主の長嶺誠さん。店内はカウンター6席、4人がけテーブル席一つあり
FIFTH SON
〒901-2301 北中城村島袋1411-1
☎ 098(930)3235
【営業時間】8:00〜17:00
【定休日】月曜
【駐車場】あり