「ワシントコポスト」2022年03月17日[No.1923]号
夫と話がかみあわない事がよくある。お互いが相手の話を最後まで聞かずしゃべり続けてしまうからだ。
ある時、「君は思い込みが激しくよく確認せずに話している」と言われた。そう言われて„ムッ“として、心の中で「あなたにも問題な所は、あるのよ!」と叫び、もう今からはストレスがたまらないよう、できるだけ軽い会話のみにしよう、と思った。
そんな時に、ある人の言葉を思い出した。当時60代の旦那さんを亡くされた方だが、「定年退職し今からは二人でいろいろ旅行も行けるね」と話をしていた矢先に病気で亡くなってしまい、ショックで1年程は外に出られなくなったそうだ。それだけ夫婦愛が強かったのだろう。
今私は、会話ができる相手がいる幸せを忘れていないか、と自問自答してみた。そして、できるだけ夫の話をよく聞くよう(最後まで)努力してみようと思った。しかし、又々軽ケンカ。夫婦とは…難しい!
(南城市 きなこ)
(編コメ)いつも一緒にいる相手だけに、愛情も深いし、逆にもめ事も生まれやすくなってしまうものですね。きなこさんの言うように会話ができる相手がいるという幸せは忘れずにいたいものです。でも難しいですけどね(笑)。
那覇市の桜坂劇場に、小学3年の孫と一緒に映画「妖怪大戦争」を見に行きました。1968年の映画で、私が幼い頃、夏休みにドキドキしながら見た映画でした。今回、孫にCGを使ってない特撮を見せたくて、そして今どきの子どもの感想を聞きたくて誘いました。
孫は、映画館に着くと、いつも行く映画館とは違う雰囲気に珍しそうな感じでした。いよいよ映画のスクリーンがある場所へ入ると、「指定席じゃあないの?」と不思議そうな孫。映画をポップコーン片手に見ていた孫は、CGでリバイバルされた妖怪物を見たことがあるようで「やっぱり今のがいい~」とあっさり答えました。CGで作られた画面を見慣れた孫にとっては、映像の迫力が少し物足りなかったようです。
私は、小さい時に見た懐かしさとCGの無いあの頃いろんな工夫を凝らした、特撮のすごさに感動して見たことを、孫に話しました。「ふーん。そうなの」と少しクールな顔をしている孫でした。
いつか、孫がCGがない頃の想像力豊な特撮のすごさを感じる事が、あればいいなぁと思いながら孫との楽しい映画デートでした。
(那覇市 ポプちゃん)
(編コメ)お孫さんが昔の特撮の良さを感じることができなかったのは少し残念でしたね。でも、きっとお孫さんも近いうちに特撮の魅力に気づいてくれることでしょう。そしたらまた一緒に映画デートを楽しんでくださいね。
先日テレビで有名人の手作りランキングの番組があり、栗きんとんではなく芋きんとんを作っていました。
パイン缶詰で芋を蒸しつぶし、缶詰のシロップで粘りを出し、パインを刻んで入れ出来上がりというもの。とってもおいしそうでしたのでスーパーで紅はるかの芋を買い作ろうと思いました。
少し高かったのに、蒸したら虫が入りくさいし、硬くて使いのものになりませんでした。
芋きんとんも夢で消えてしまいました。こんな時、どうすればいいでしょうか。教えてください。
(那覇市 山川美枝子)
(編コメ)おいしそうと思って頑張って作ったのに、残念な思いをなさったのですね。お気持ちよく分かります。芋きんとんは、逃げません。気を取り直してもう一度挑戦してみるのもいいのではないでしょうか?
今年は復帰50周年です。1972年、私は銀行に就職しました。新入行員として何も分からないまま、通貨交換等の過酷な業務で目が回るほどの忙しさでした。それでもやさしい先輩たちのおかげで楽しく働けました。退職するまでの数年間、一生懸命に仕事に打ち込みました。その時の貴重な体験で得た忍耐強さが今の私につながっています。
以前、がんが再発した事を書いた文を掲載してもらってから約2年が過ぎました。今も治療中で、以前のような体に戻るため頑張っています。前向きに毎日楽しく過ごしています。それも周りの方々の温かい思いやりのおかげだと感謝しています。
現在、私に接してくださる方々や過去に私と接してくださった方々、すべての人に「ありがとう」と伝えたいです。若い頃の自分を思い出しながら、私なりに復帰50周年を祝いたいと思います。
(北谷町 健康が一番)
(編コメ)就職してから50年の時間の重み、周囲の方々への感謝の気持ちが伝わるすてきな投稿をありがとうございます。再び健康な体を取り戻せるようお祈りしております。
新婚ほやほやの頃、ターチマチャー頭の次男のオシャブリを卒業させるのに手こずった。2つもくわえていた。取り上げて捨てると鍋のフタを探してプットルー(手持ち)をくわえる日が続いた。ある日は夜中、鍋のフタを持つところをくわえて顔一面かぶって寝たときもあった。それでもいつの間にか卒業した。
(南城市 平良礼二)
(編コメ)鍋のフタをくわえるとは、考えたものですね(笑)。その光景が目に浮かびます。手こずった分、今となっては懐かしい思い出として残っているのではないなのでしょうか。
世の中には各種パズルや計算ドリルなど、さまざまな脳トレの材料がありますが、私がオススメするのは「落語」。
ポイントは「ちょっとだけ頭を使う」必要があること。今のお笑いと違って、落語の多くは文化や慣習が違う時代を舞台にしていますから、オチを理解するには、ちょっとだけ自分で調べたり、頭をひねったりしなければならないこともあります。そこがほどよい頭の刺激になるわけです。
(那覇市 Y・S)
(編コメ)今は落語ブームだそうでユーチューブなどでたくさんの落語が聞けますし、県内で落語会も開催されています。笑うと心身の健康にもつながりますよね。
ずっと気になっていた「首里劇場」に、初めて行ってきました。ツッコミどころ満載の、期待以上に面白い空間でした。
チャップリンの映画をやっていたのですが、手書きのポスターには「チヤプッリン」と堂々と書かれていてウケました。
館長さんも、面白い人なので、皆さん一度は「首里劇場」に行ってみてください。
(那覇市 トイレがホラー)
(編コメ)昨年、成人映画館から名画座へとリニューアルした首里劇場。レトロな魅力たっぷりの空間ですよね。ちょっと頭がクラクラしますが(笑)、昔懐かしい雰囲気が好きな人にはたまりません!